ランゲとは全く違うネッビオーロ。東西に20km 続くヴァルテッリーナはアルプス山脈の南側斜面に張り付くような段々畑が特徴。土壌は ランゲとは違って石灰、粘土の比率が低い。泥灰土壌に砂が混じる土壌で PH は 4.5〜5.5 と かなり低く、酸度が高い葡萄が収穫されます。ランゲでは温暖化が問題になっているがヴァルテッリーナは寒い。4,000m のベルニーナ山からコモ湖に向かって吹き おろす冷気がヴァルテッリーナの個性を作っています。サセッラに位置する畑で最も西に位置する。標高は470m。砂質にシストが混じる。石灰や粘土はない。「グリチネ」はフジの花の意味で畑に大きなフジの木がある。フレッシュな果実味に程よい酸ときめ細やかなタンニン。大変バランスがよく、他のキュヴェと比べて1番華やか。