純米酒の原料は米と米麹です。
ワインはブドウの出来が品質を決定すると言われるほどに、原料のブドウを重視しています。
一方日本酒の場合は、酒造技術の優劣が品質に対して大きな影響を与えるため、米の品種や精米歩合には関心があっても、米の品質に対してはあまり述べられてきませんでした。
某酒造の専務から、「有機の米と普通の米とでは、発酵の勢いが違う。酵母も有機の米を喜んでいるんでしょう」という話を聞きました。
人工の肥料は、必要なものだけを与える。サプリメントで育てているようなもの。有機肥料にはいろんな成分がいっぱい入っていて、一見無駄に見えます。でも自然のなかでは、不必要なものなどは無く、何かの役に立っている。酵母は自然の生物なんだなぁ、なんて考えていました。
米にこだわる。神亀、秋鹿、竹鶴をはじめ、たくさんの頑固者の蔵元さんとお付き合いが出来て、ありがたいことだとつくづく思います。
ところで秋鹿のレギュラークラスの新酒生酒が揃いました。
17BY新酒
山田錦80%純米生原酒 1.8L 2,415円
雄町80%純米生原酒 1.8L 2,415円
山田錦70%山廃純米生原酒 1.8L 2,835円
雄町70%山廃純米生原酒 1.8L 2,835円
米や仕込みの違いを、飲み比べてみたいですね。
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