コート デュ ヴィヴァレ?知っていたら相当のワイン通です。
ローヌのサンペレの南に、1999年新しく出来たAOCです。主要品種はグルナッシュとシラー。
この地区の代表的生産者、アラン ガルティのスタンダードワインを飲みました。
コート デュ ヴィヴァレ レ オート ヴィーニュ 2005年 2,100円
若く紫の濃い赤色。抜栓直後から赤系果実の味わいがあるがやや単調。
30分後、全体が滑らかになり、オリーブや甘い果実のニュアンスがあり、噛みしめるようなコクのある典型的熟したグルナッシュの心地よい風味。ついグラスが進みます。
最後は、隠れていたハーブ系のスパイシーなシラーの味わい。
1本でいろいろ楽しめ、まだまだ若いですが、カリテプリなワインでした。
まず、真っ赤なラベルと透明瓶のコントラストにドキッとします。
復活した神力(しんりき)米が太陽のイメージだそうで。
いづみ橋らしく目一杯メーターを切っており(このお酒は+12)、ビリビリする程辛くて若い酒です。燗酒で美味しくなるには、相当辛抱しなくてはならないタイプ。
ビリビリが好きな方はこのまま冷で、
ノーマルな方は、空気に触れさせて2時間、15~20℃の温度になってからお試し下さい。やわらかな味わいと、ほのかな米の旨みを感じます。
夏にキリッと冷やして飲むためではなく
1年で一番華やかな春に桜の樹の下で美味しく飲んで欲しい。この日本的な発想は、奥様が日本人だから。
一般にロゼは赤ワインの副産物のように見られていますが、このSAKURAはSAKURAのための畑を選び、白ワインのように細部にまで繊細な気配りをしています。
味わいのベースは美味しいブルゴーニュの白。それにロゼのニュアンスが加わった感じ。輝くようなきれいなルビー色で、桜の花に映えそうです。
これはこれは、とっても贅沢な「花見酒」です。
2200円(税込)、限定入荷です。お早めに!
完売致しました。有難うございました。
今絶好調のブシャールペール。小区画の自社畑ボーヌ1級のブドウで造られています。社内での評価は高く、出来の悪い畑は外してしまうそうです。
熟成による複雑で華やかな香りがあります。最近若いワインばかり飲んでましたので、ちょっと感激しました。味わいもきれいな酸味があり、しっかりしたボディです。
価格は3,800円。この品質を考えると、非常にお買い得なワインです。買い占めちゃいましたので、しばらく平野屋のおすすめブルゴーニュです!
昨日「鮨っ子」さんで、神亀さんの純米吟醸槽口酒16BYを持ち込んで飲みました。
まず冷で、きれいな米の旨みとサラリと流れるような喉越し。いつもの事ながら、生ひねは全く感じません。寒ぶりの脂がより上品で繊細に感じます。
次に燗。やっぱりと言う美味しさ、2ランク位アップです。生っぽさが無く、限りなく柔らかで口内を包み込むようです。将に甘露、料理は冷の時よりも軽めのものが合いそうです。生酒の熟成酒は苦手なのですが、冷蔵庫のもっと古い分を試してみたくなりますねぇ。ご興味のある方は、ご連絡ください。